2001年12月29日(土)14:28

次期EU議長国スペインはEU拡大を推進する意向

マドリッド(AP)

スペインはEU議長国任期中に欧州連合の拡大計画に精力的に取り組む意向である。スペインのラモン・デ・ミゲル欧州担当次官は土曜日AP通信に対して、スペイン政府は実効的な議長運営に努め、欧州の合体に向け、さらなる施策を行う意向である、と述べた。「我々の優先課題は欧州連合の優先課題である」とデ・ミゲル次官は語った。

ホセ・マリア・アスナール首相は来年上半期のモットーとして「一層の欧州統合」を謳い文句とした。来年に加盟候補国との協議は完了する予定である。これに加え、スペインが直接に関わっている農業補助金や構造基金といった論議を呼ぶテーマも取り上げられる予定である。スペイン政府の他の目標はテロ撲滅、ならびに中近東、アフガニスタンおよびバルカンにおける国際紛争である。

原題:Spanien will als Ratspraesident EU-Erweiterung vorantreiben